第13回関西選手権大会
2002年10月6日



港区民センターは弁天町にあり、近くには大阪市で2番目に高いORC200(オーク200)がある。
高さは200m。

関西選手権大会の生い立ち

 平成元年、京都オープンが立ち上がり、関西選手権大会はその翌年の平成2年に第1回が開催されました。当時の関西地区では、2月末〜3月初旬の名人戦の予選と、6月末〜7月初旬の全日本選手権地区予選の2大会が行われていただけでした。そして、5月に京都オープンが始まったのですが、秋から冬にかけて空白時期があり、それを埋める意味で、11月に関西選手権大会を行うことになりました(今年は会場の都合で10月開催)。実行委員長は当時京大生の手塚博久元名人で、第1回は大阪市の淀川区民センターで、30名程度の参加で行われました。


昇段・昇級者が17人

 この大会の特色はA級(有段者の部)とB級(級位者の部)の2部門だけで、女性や小中学生も特に部門を設けないことと、A級の出場者は有段者と過去の大会で有段者に認定される順位に入賞し、段位の申請をしていない人に限っていることです。

港区民センター入り口。
全日本のブロック予選や11月4日の関西小中学生オープン大会もこの会場。
関西の大会で段位が取得できる機会は限られていて、ほとんどのオセラーは、全日本選手権大会で段位を獲得していました。そこで今年からは、いままで6回戦制だった大会を7回戦制にし、6勝1敗の選手にも初段位を認めることにしました。

 当日は10月だというのに、夏日に近い汗ばむような陽気でしたが冷房は入れてもらえず、窓を開け放したなかで文字どおりの熱戦が繰り広げられました。その結果、A級は得丸剛さんが7戦全勝で優勝し四段に昇段。B級では3人が6勝1敗に並び、2人が初段位を申請しました。優勝した加藤仁さんは、連盟にも入会していただき、他にも4人の方が連盟に入会してくださいました。


港区民センターは1・2階。
3階は図書館。4〜11階は共同住宅。
 この日の最年少参加者は5人の小学3年生で、5人とも女子でしたが、大人に混じってオセロを楽しんでいました。これからも、初心者が参加しやすく、上級者も満足できる大会となるよう心がけ、参加者100名超の地方大会を目指したいと思います。




○優勝者コメント
得丸 剛
加藤 仁

○大会紹介
小林 律子
○結果詳細
A級
B級


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