時は21世紀、煌く外国のオセロ名選手たち

ローズキャプチャ

B.ローズ(アメリカ) 2001年

17歳で全米選手権で優勝したが、その年の世界選手権決勝では日本の丸岡に敗れた。以後、苦節20年、37歳で念願の世界kingになった。佐野洋子夫人は現在の世界Queen

Dシェイマン

 D.シェイマン(オランダ) 2002年

17歳で世界選手権決勝で日本の谷田に敗れたが、研さんをつみ、大学生の時は日本にオセロ留学、以後決勝の檜舞台に登場すること5回、そのうち3回目の相手がアメリカの新鋭、18歳のB.シーリーだった(2002年)37才。

シーリー

B.シーリー(アメリカ) 2003年 2004年

若さみなぎる同一人同士による連続決勝3番勝負は、鉄人、ベン・シーリーが魔術師末國名人の技を封じ、2回共2-0のストレート勝ちになった。

ボラッシー

M.ボラッシー(イタリア) 2008年

決勝3番勝負M.ボラッシー対宮岡環名人は、34-30、31-33、34-30 の2対1でボラッシー(19才)の初優勝。(参加22か国、60名参加)

宗岩

宋 岩(中国) 2014年

2日かけて行われた予選で1位になった宋岩は、その翌日行なわれた上位8名による決勝トーナメントでも伊藤純哉、滝沢雅樹、冨永健太という世界king経験者も次々と下して初優勝!(20世紀に村上健世界チャンピオン、杉山暁美女子チャンピオン等による中国訪問は各地で大歓迎されましたが、今それらが実り、中国15億人の中から岩のように強い宋岩の出現!)

 世界オセロ選手権決勝3番勝負の檜舞台に登場した選手はそれだけでも超一流です。これからが楽しみです。

 29回K.リー(韓)、31回ニコレ(仏)、33回ベルク(独)、35・37回アンシュリー(タイ)。等々・・・・

2016年6月20日

サイン

長谷川五郎氏は、2016年6月20日永眠されました。
今回の原稿は、6月20日朝 長谷川氏からFAXで届いた第13回初稿原稿です。
「~オセロを創った男~五郎のオセロちょっといい話」は今回を持ちまして終了となります。
ご冥福をお祈りいたします。
ご愛読ありがとうございました。