第8回日本海オープン
2005年8月21日 新潟市万代市民会館


決勝

各20分持ち 持ち時間を使い切ったら秒読みあり(石を盤に置くまで1手15秒)
予選上位に手番選択権 
決勝のみ立会人を置き、立会人は返し忘れなどを指摘できるとする。

黒 長崎秀和 四段 
白 滝沢雅樹 八段 +6石

優勝した滝沢八段は、コトヨ醤油3点セット獲得
準優勝の長崎四段は、イタリア軒レトルト3点セット獲得


予選
 
スイス式トーナメント 6局打ち 引分あり
制限時間:各20分持ち(打ち切り制)
同勝の順位付け:石差計(石差同じ時はラウンドを遡っての順位)

 1. 長崎 秀和   長崎  ○+14 △  0 ○+24 ○+40 ○+42 ○+28  5勝 0敗 1分 決勝へ
    東京        四段  佐々  藍原  鈴木  滝雅  梅沢  飯島          +148
 2. 滝沢 雅樹   滝雅  ○+22 ○+50 ○+12 ×-40 ○+20 ○+ 4  5勝 1敗 0分 決勝へ
    新潟        八段  梅沢  岩坂  飯島  長崎  神田  鈴木           +68
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 3. 梅沢 佳紀   梅沢  ×-22 ○+52 ○+64 ○+26 ×-42 ○+20  4勝 2敗 0分 越の華 大吟醸獲得 
    新潟        四段  滝雅  上野  岩坂  藍原  長崎  神田           +98
 4. 佐々木 禎行 佐々  ×-14 ×-10 ○+38 △  0 ○+54 ○+12  3勝 2敗 1分 越乃寒梅 吟醸獲得
    新潟        三段  長崎  神田  福地  飯島  椎谷  藍原           +80
 5. 飯島 隆宗   飯島  ○+12 ○+14 ×-12 △  0 ○+42 ×-28  3勝 2敗 1分 
    神奈川      二段  鈴木  福地  滝雅  佐々  藍原  長崎           +28
 6. 鈴木 信之   鈴木  ×-12 ○+44 ×-24 ○+42 ○+16 ×- 4  3勝 3敗 0分
    新潟        二段  飯島  椎谷  長崎  上野  西内  滝雅           +62
 7. 西内 宏明   西内  ○+12 ○+42 ×-12 ×-18 ×-16 ○+49  3勝 3敗 0分 
    福島            福地  昆    藍原  神田  鈴木  上野           +57
 8. 神田 吉浩   神田  ×-18 ○+10 ○+64 ○+18 ×-20 ×-20  3勝 3敗 0分
    新潟        三段  藍原  佐々  昆    西内  滝雅  梅沢           +34
 9. 福地 克規   福地  ×-12 ×-14 ×-38 ○+36 ○+ 2 ○+60  3勝 3敗 0分
    新潟        初段  西内  飯島  佐々  椎谷  岩坂  昆             +34
10. 岩坂 龍次   岩坂  ○+46 ×-50 ×-64 ○+16 ×- 2 ○+ 2  3勝 3敗 0分
    新潟        初段  上野  滝雅  梅沢  昆    福地  椎谷           -52
11. 藍原 重朗   藍原  ○+18 △  0 ○+12 ×-26 ×-42 ×-12  2勝 3敗 1分
    新潟        初段  神田  長崎  西内  梅沢  飯島  佐々           -50
12. 上野 貴之   上野  ×-46 ×-52 ○+34 ×-42 ○+26 ×-49  2勝 4敗 0分 
    新潟        1級  岩坂  梅沢  椎谷  鈴木  昆    西内          -129
13. 昆 飛雄太   昆    ○+12 ×-42 ×-64 ×-16 ×-26 ×-60  1勝 5敗 0分
    車の中            椎谷  西内  神田  岩坂  上野  福地          -196
14. 椎谷 幸太   椎谷  ×-12 ×-44 ×-34 ×-36 ×-54 ×- 2  0勝 6敗 0分
    新潟        3級  昆    鈴木  上野  福地  佐々  岩坂          -182

※ この結果表は中島哲也氏作の SLIM を用いて作成しました。
         http://www.othello.org/~nakaji/napp/


優勝した滝沢八段のコメント
「長崎四段は東京に行ってさらにパワーアップしていました。
 予選ではボロボロにされ、決勝でも序盤で不利になり勝てる気がしませんでしたが、
 何とか優勝。ホッとしています。
 醤油が切れかかっていたので、もらうことができてよかったです。」


準優勝した長崎四段のコメント
 (イタリア軒のレトルトセットを指差して)「これ、鍋が無くても使えますか・・・」


賞品担当重役のコメント
「賞品を鍋にすればよかったかなぁ・・・」



決勝棋譜係の新潟的オセロ日話(ぇ

これが修羅場を潜ってきた数の差というものだろうか・・・

予選で滝沢八段を40石差で下し、予選1位となった長崎四段。
決勝は予選1位が手番を選べる。彼は少し迷って黒を選択した。

序盤から予選の勢いそのままで黒優勢で進む。

白は早くも10手目で1分以上時間をかけた。14手目・16手目も1分以上考えた。
34手目までの間に白は1分以上費やした手が7回。内1回(30手目)は2分以上使っている。秒読みがあ
るとはいえ残り時間は5分を切っている。

対する黒は1分以上かかった手は3回。その時点で白の残り時間より約5分多い。局面も黒有利に見える。

しかし白34手目の星打ちが黒にプレッシャーをかける。

黒35手目2分以上消費。37手目1分以上消費。39手目2分以上消費。
ここで両者の残り時間は3分台となり、ほぼ並んだ。

黒43手目長考。3分以上消費。43手目が終わった時点で黒の残り時間は1分を切っていた。
そして45手目で黒が秒読みに突入。

そして51手目、黒に敗着が出る・・・・